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空圧制御シリンダつき荷重ブレーキ膝
M0771 P-BASS
M0770 BASS
活動度・体重制限
| 活動度 | 体重制限 |
|---|---|
| 2〜4 | 100kg |
より軽く、より自然に。
製品特長
適応

体重100kg以下のユーザーに適応します。膝上の結合方式により、M0770 BASSとM0771 P-BASSの2種類から選択できます。基本的な機能はどちらも同じです。
荷重ブレーキ機構

BASSは、荷重ブレーキ機構にガタつき・異音の少ない機構を採用しました。従来、ブレーキライニングと膝軸受とを兼用していたブッシュを3分割し、両側を膝軸受、中央部をブレーキライニングとしています。これにより、従来ブッシュの磨耗により発生していたガタつき・異音などのトラブルが大幅に少なくなりました。
荷重ブレーキ感度の調節範囲を広くし、義足歩行訓練段階に必要な確実なブレーキから、ガタつきの無いブレーキ完全解除での使用まで幅広く対応できます。
空圧シリンダ

歩行速度に合せて、伸展抵抗・屈曲抵抗をそれぞれ独立して簡単に調節できます。抵抗を軽くした”ゆっくり歩き”から、強い抵抗が必要な”はや歩き”まで幅広く対応できます。
可変摩擦機構

空圧シリンダの屈曲抵抗調節ダイヤルを絞っていくと、膝継手屈曲時に、空圧シリンダのロッドがブレーキライニングを押し上げるように働きます。すると、膝軸に摩擦がかかり屈曲抵抗が、空圧シリンダのみの時と比較して大きくなるため、より早歩きにも対応することができます。伸展時および、屈曲抵抗調節ダイヤルの絞り量が少ないときにはほとんど摩擦の影響はなくなり、スムーズに膝を振り出せます。
軽量・高強度

ニーフレームにカーボン繊維強化樹脂(CFRP)を使用しており、非常に強度に優れています。膝継手総重量も650gと軽量で、使用者への負担を少なくしました。
なめらかな歩容
これらの特長によって、より軽く、より自然に、使う人の動きに合せた滑らかな歩容を実現しました。
コンセプト
開発者のコメント
従来のLAPOC義足システム義足の荷重ブレーキ膝は、伸展補助スプリングと機械摩擦を組み合わせた遊脚相制御方式を採用しており、そのため自然な歩行を望むユーザーには十分に対応できませんでした。また、立脚相制御についても、多くの荷重ブレーキ膝に共通する弱点として、
(1)荷重ブレーキ部分の内径が一定しない(荷重時に狭くなり、非荷重時に広くなる)。
(2)ブレーキブロックの横揺れを防止する揺動軸の左右径が短い。
(3)前記(1)・(2)の結果として発生する横揺れが、ブレーキライニングの磨耗を加速して、さらに横揺れを増すという悪循環を起こす。
など、膝継手の構造上の問題が残っていました。したがって、BASSの開発にあたっては、これらの問題点をできるかぎり少なくし、同時に調節が容易で軽量な荷重ブレーキ膝を目標にしました。
デザインのポイント
- 従来の荷重ブレーキ機構の設計思想を根本から見直し、ブレーキブロックの分割というアイデアにより、軸受部とブレーキ部に分けることで耐久性の向上を狙いました。
- 大きく見えてしまいがちな、膝継手の前面投影面積が小さくなるように、脛骨部を絞り込むようにデザインしました。ニーフレームには航空機の翼にも使用されるカーボン繊維強化樹脂(CFRP)を用い、軽量・高強度を実現しました。
- 調整を行う義肢装具士の利便性にも配慮し、荷重ブレーキの感度、空圧シリンダの屈曲・伸展抵抗を、すべて個別に容易に調節できるようにしました。
ユーザビリティ

BASSは軽量な荷重ブレーキ膝です。エネルギー消費が少なく、自然な歩行ができるように、日本人の体格と生活様式に合せて設計しました。耐久性の高いブレーキ機構、空圧シリンダによる遊脚相制御、軽量で高強度、これらの特長によって、より軽く、より自然に、使う人の動きに合せた滑らかな歩容を実現しました。
製品仕様
| モジュール番号 | M0770 | M0771 |
|---|---|---|
| 製品名 | BASS | P-BASS |
| 活動度 | 2~4 | |
| 体重制限 | 100 kg | |
| 重量 | 685 g | 695 g |
| 全長 | 225 mm | 239 mm |
| 全幅 | 71 mm | |
| 材質 | アルミ合金・CFRP | |
| 遊脚相制御装置 | 空圧シリンダ | |
| 立脚相制御装置 | 荷重ブレーキ機構 | |
| 最大屈曲角度 | 180° | |
| 組付け寸法 | ![]() |
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その他
愛称の由来
LAPOCで初めて愛称を与えられた膝継手です。LAPOC関係者による社内公募で決まりました。見た目の力強さと、カーボンの目地をウロコに見立てたのか、「ブラック・バス」から連想して「BASS」と名づけられました。
膝継手に愛称を付ける、というのは当時としても異例だったため、反響を呼びました。M0771は、営業担当によってマニュファクチャラーズワークショップの新製品発表の場で、膝上がピラミッド結合方式であるということから、ストレートに「Pyramid(ピラミッド)+BASS=P-BASS」と呼称され、そのまま正式名称になりました





