HOME >  LAPOCシステム義足 >  M0703 Dolphin

小型油圧単軸膝
M0703 Dolphin

製品ロゴマークwidth="300" height="80" class="topicon" />

活動度・体重制限

活動度・体重制限表
活動度 体重制限
3〜4 100kg

随意制御だけで、あなたは歩けます。

製品特長

適応

Dolphinは、体重100kg以下の随意制御が可能な方に適した膝継手です。活動的な歩行や、軽い運動などダイナミックな動きをサポートします。


軽量・スリム・コンパクト

主要構成部材にアルミニウム合金を用いることで軽量化しました。スリム・コンパクトであるため、子供や女性など細身の方でもフォームカバーをスマートに仕上げることができます。


安定性の高い膝軸位置

Dolphinは膝軸位置を後方に設定することで、立脚相初期の安定性を高めました。膝継手の随意制御をより少ない筋力で行うことができます。
現在、遊動単軸膝を使用されている方はもちろん、荷重ブレーキ膝のブレーキ感度を最小にして使用されている方など、随意制御が可能な能力を持っている方にご使用いただけます。
随意制御を可能な能力を持っている方には、立脚相制御装置がない方がより自然に歩行することができます。


プレ・スイングを考慮した油圧シリンダ

プレスイング図

『立脚相の最終段階で起こる膝継手の屈曲』のことを、当社では『遊脚相に向けての膝継手の予備的屈曲』と言う意味で『プレ・スイング(Pre-Swing)』と言っています。


プレ・スイングのしやすさは歩行のなめらかさに影響します。プレ・スイングがしやすい膝継手は、下腿の振り出しを軽く感じ、遊脚相への移行がなめらかにできます。反対に、プレ・スイングが難しいと膝継手の振り出しを重く感じ、遊脚相への移行がなめらかにできなくなります。
膝継手の油圧シリンダの特性は、プレ・スイングのしやすさに影響します。屈曲開始と同時に強い油圧抵抗が発生する油圧シリンダでは、この強い油圧抵抗が妨げとなってプレ・スイングが難しくなります。従来の油圧膝では、プレ・スイングが難しいものが大多数であったため、多くの装着者に「油圧膝は膝の振りが重い」と評価され、使用することを敬遠されていました。

油圧シリンダの特性イメージ図

Dolphinは、プレ・スイングのしやすさを考慮して、油圧シリンダの屈曲開始時の油圧抵抗を小さくなめらかにしました。Dolphinはプレ・スイングがしやすいため、振り出しを軽く楽に感じられ、遊脚相への移行がなめらかにできます。その後、屈曲角度の増加にともなって徐々に油圧抵抗が増加し、歩行速度に合わせて踵の蹴り上がりを抑制します。


●調節方法

屈曲抵抗の調節
olphinの油圧シリンダは特殊な工具を必要とせず、手で油圧シリンダを左右に回転させることで屈曲抵抗の調節ができます。Swanを後方からみて、右方向に回すと屈曲抵抗が増加、左方向に回すと屈曲抵抗が減少します。 Dolphinの油圧シリンダの最大屈曲抵抗は、当社製品中最大のものです。装着される方の活動的な歩行や、軽い運動などで優れた歩調追随性を発揮します。
伸展抵抗の調節

伸展抵抗の調節部分

油圧シリンダ上方にある、調節ねじを六角レンチで回すことで伸展抵抗の調節ができます。調節ねじを時計回りに回すと伸展抵抗が増加、反時計回りに回すと伸展抵抗が減少します。

伸展補助ばね

Dolphinは伸展補助ばねを油圧シリンダに内蔵しています。


製品仕様

    
M0703 製品仕様一覧表
モジュール番号 M0703
製品名 Dolphin
活動度 3〜4
体重制限 100 kg
重量 495 g
全長 187 mm
全幅 54 mm
材質 アルミ合金
遊脚相制御装置 油圧シリンダ
立脚相制御装置
最大屈曲角度 180°
組付け寸法 組み付け寸法図

その他

愛称の由来

これまでLAPOC製品の愛称は、社内公募で決められていましたが、このDolphinは初めて一般公募によって愛称が付けられました。「新製品ネーミングキャンペーン」と銘打って、チラシ・当社ホームページによって大々的に告知を行い、業界関係者だけでなく広く一般の方からもご応募いただきました。最終的な応募総数は477件。告知から応募締め切りまで一ヶ月間と言う比較的短い期間と、製品の特殊性を考慮すると、非常に多いご応募をいただけたと思っています。
膝継手ではBASS、Swanという愛称が既に付けられていますが、これらに共通するのは「生き物の名前」ということです。この2つを意識してか、応募された愛称には生物の英語名が多いのが印象的でした。もちろん既存の生物名だけではなく、形状や色からイメージを膨らませた独創的でユニークな愛称も多く、とても楽しく拝見させていただきました。関係者による選考作業を行いましたが、甲乙付けがたく非常に選考には時間を要しました。最終的には、イルカのように活動的で力強く、かつなめらかな動きのイメージからDolphinに決定いたしました。